すぐに内定をもらえる人とそうでない人の違い

同じように転職を考えている二人がいたとして、どちらかはあっさり決まり、どちらかはなかなか決まらない、なんてことはよくありますよね。もちろん、すぐ決まった方が良い企業に転職できるとは限りません。数十件面接を受けた内の、最後の会社が運命の会社ということもありえます。

ですが、なるべく早く内定をゲットして、心の余裕を持ちたいもの。あっさりと内定が決まる人の特徴は、「相性が良さそうな企業を選んで応募している」という点が大きいです。膨大な求人の中から、自分とぴったり合いそうな企業を探す目を養いましょう。

たとえば、「チームワーク優先でみんなで力を合わせて頑張ろう」という社風と、「一人一人で個人戦」という社風の会社だと、ずいぶん働き方も変わってきます。一人でバリバリと仕事を進めたい人が、チームの誰かが足を引っ張ってしまうと、自分も周りも良い思いをしないですよね。そういった部分でも、社風と自分がマッチしているかを、事前によく見極めることは大事なのです。

そういった背景をしっかり情報収集すれば、希望する企業の数を絞ることができます。その結果、「数打てば当たる」状態から脱却できるのです。そもそも、内定のみを狙って合っていないうえに行きたくもない企業に応募しても、気が進みませんし、中途半端な思いは面接官に伝わってしまいます。そんな転職活動は、結局長引いてしまうでしょう。

できる限り、自分が興味を持てることに加え、要望に沿った企業に絞り、ピンポイントで求人に応募するようにしましょう。