身近な誰かが転職し、自分も転職したいと気になりつつも、「今より環境が悪くなったらどうしよう…」という気持ちや、めんどくささが勝り、なかなか一歩踏み出せない人も多いと思います。なにより、新卒の時や、前回の転職活動のことを思い出すと、腰が重くなりますよね。

ですが、既卒という立場になれば、新卒の頃のような形とは異なります。面接も新卒のようなお固い形式のものでなく、対話のような形に近くなるでしょう。

自分自身も新卒の頃より知見も広がっているはずです。実際の職場という社会を知った分、入社当時より気になる分野や業種も増えているのではないでしょうか。

多くの人は、自身の経験があるスキルを活せる業界を目指す傾向にありますが、必ずしもそうする必要はありません。全く違う職種に就く選択も、一からのスタートで新鮮なものになるでしょう。人生は一度きりなので、気になる職種があるのならチャレンジしてみることをおすすめします。

もちろん、同じ職種や業界だけど、気分を変えるという意味で違う会社で働きたい！という理由もあって良いと思います。新しい土地や新しい人間関係は、生活に良い風をもたらしてくれるはずです。

転職に足踏みして、色々考えすぎると行動できない負のループにはまってしまいます。若いのであれば、あまり深く考えず、ピン！ときた会社に転職をしてみるのもありです。もちろん、休日の取り方や福利厚生など、自分にとって外せないポイントは注意して見ておきましょう。

とはいえ、実際の社風や人間関係は、いくら調べてみても入ってみないとわからないものです。転職に失敗したからといって、二度と転職ができないわけではありません。あまり気負わず、気楽な気持ちで新しい環境に飛び込んでみましょう。どうしても色々考えてしまう方は、転職の不安との向き合い方を知ると良いでしょう。